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[ありがとうございました

母は96歳で老衰のため永眠しました。
みなさん応援をいろいろありがとうございました。

介護者の私は、現在第1種1級の視覚障害者になっていますが、母同様に脚は丈夫で82歳まで生きていたら
母が国立競技場で出した3000m競歩の当時のマスターズ80歳代F日本記録を破ろうと思っています。

なお、私はまだ
認知症にはなっていないと思います。自分ではそう考えているだけかもしれませんが。
 

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トキは介護の「師」

朝日新聞新潟版(2010年1月28日)で、紹介されました。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001001280005

現在では内容が見られなくなっていますが、記事の内容は次でした。

2010年01月28日 朝日新聞新潟版

■元東京工科大講師・高橋さん、認知症の母とえさ場づくり
 認知症の母を在宅介護して9年。元東京工科大学講師の高橋正視(まさみ)さん(64)は、母の文(ふみ)さん(87)と一緒に佐渡島を訪れては、国の特別天然記念物トキのえさ場づくりのボランティア活動を続けている。島内どこへでも2人で出向き、田んぼで汗を流す。トキが教えてくれた「自分流の介護」という。(高橋淳)

◇田んぼでくわを手にほほえむ文さん。隣で見守る高橋さん。「佐渡へ来ると、母の表情が柔らかくなる。昔の母に戻ってくれるのでは、と錯覚してしまうほどです」
 文さんは重度の認知症だが、症状がみられるようになったのは十数年前。被害妄想や徘徊(はいかい)などの症状が次第に激しくなったという。高橋さんは仕事を減らし、東京都内の自宅で文さんに付きっきりとなった。精神的に追いつめられ、一時は「川に突き落として……」と思ったことさえあったという。
 3年前、たまたまトキの野生復帰事業のことを知った。「気晴らしに」と、教え子らと共にえさ場づくりのボランティアに初めて参加した。
 文さんはもともと佐渡島生まれ。田んぼに連れ出してみて驚いた。バランス良くあぜを歩き、雑草をむしり、学生たちと一緒に山の上まで登っていったからだ。
 都内の自宅で文さんの言動に困ると、とりあえず外に連れ出し、一緒に辺りを歩き回ったが、そんなとき文さんは「私は歩くのは大丈夫」と自慢げだった。自然の中でただ体を動かすのが文さんには向いているのだ、と気付いた。
 以来、年に何度も佐渡を訪れるようになった。トキの保護にかかわる人たちが集まる会議にも母子で一緒に出席した。「いつも高齢の母を連れた男性」の姿は、佐渡市職員やボランティアらの間で知られるようになった。
 先の見えない介護生活。高橋さん自身も60代となり、自身の健康も不安になってきた。それでも「母が何に喜び、何を伝えようとしているのか。トキにかかわり、佐渡で一緒に過ごすようになったことで、以前よりも母を知ることができた」という。自然を守り、人と生き物が助け合う「トキとの共生」の思想が、さまざまなハンディキャップを持った人を受け入れる島の風土をつくっていくのではないか、と期待もしている。
 高橋さんは今、コンピューターの専門知識を生かし、仲間と一緒に「佐渡トキ検定 トキと共生する島づくり検定」の実施を計画している。「共生の島づくりへの一助になりたい」との思いで、2011年開始に向け、準備を進めている。高橋さんは「トキと共に再生を目指す島の姿を、多くの人に知ってもらいたい」と話している。


 

このサイトについて

2008年3月25日の86歳の母の誕生日に「イデア教養文庫04  痴呆の母に教わったこと」(イデア出版局)という本を発売しました。

このホームページはその読者の方に、その後の母の様子、介護している私の様子などを報告するために作りました。

 本のミスプリや分かりにくい表現の補足説明、読者からの質問や回答などもこちらで行いたいと思います。

多くの方が介護に取り組んでいると思いますので、似たような方々の取り組みもこちらで紹介いたします。

希望される方は、まず次で新規メンバー登録を行ってください。 

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イデア教養文庫04

●「痴呆の母に教わったこと」 高橋正視 著●
イデア教養文庫04 128頁 定価525円(本体500+税5%)
2008年3月25日発行
ISBN978-4-900561-57-1 C0177 \500E