痴呆の母に教わったこと（イデア教養文庫０４　公式サポートホームページ）

23日まで、デンマークイン新宿でショートステイになります。いつもは筋トレなども行っているのですが、今回は筋肉痛が残っていることを伝えておきました。

　入所時の医者の判断も、やはり筋肉痛でしょうということででした。

ＴＰＳクラブというスキークラブの行事があり、母と参加しました。

母はまだスキーをさせていないので、スノーシューで３日間スキー場のゲレンデ内を歩きました。

家に帰った翌日に、足腰の痛みを訴えていました。筋肉痛だと思います。母が「足がいたい」「腰がいたい」と言ったのは初めてです。

私でも疲れましたから、雪の中を歩くのは相当な運動量だと思います。

１回目は昼間で、足立区のデイサービスの施設を脱走。ケアマネさんから携帯に電話が入り、緊迫した声で「１１：４０ころ・・・」と母のことを言い始めたので、施設で倒れたのかのと思いました。
　しかし、「いなくなったようで・・・」という連絡。電話を切ったら施設の責任者から、警察にも届けたし、職員が多数探し回っているという連絡。
　母の行動パターンは私がよくわかっているつもりなので、大きな道路沿いを知人に車で探してもらうように頼みました。私も、自宅の景色に似ているようなの場所を歩いて捜索。
１時間後にやっと警察に保護されているとの連絡がありました。
母が自分で、「ここはどこか」「なぜ私はここにいるのか」と聞いたようです。
　上着は施設の中に置いてあるので、寒い中薄着で１時間徘徊したわけです。国道４号線という大きな道路があるので、私はその道路に沿って歩くと考えていたのですが、予想に反して、その道路を横断し、さらに１０分くらい直進したところの交番だったようです。