痴呆の母に教わったこと（イデア教養文庫０４　公式サポートホームページ）

近くの江戸川公園の桜が満開です。父が元気なときは、毎日のように３人で桜を見に来ていました。

母は、この後にショートステイになります。

今回は２週間と長いので、しばらくの間は母の報告ができなくなります。

孫（と言っても母の孫）が本を１０冊買ってくれました。

母も何となくは血が繫がっている人だと思ったのでしょう。帰りの地下鉄のホームで別れるときは、わざわざホーム側の窓のそばに近づいて手を振っていました。

顔がわかるといけないと思い塗りつぶしてみましたが、かえって怒られるかな。母と同じで美人です。

本は３月２５日発売ですが、私が２５日の都合が悪かったために、２６日に納品してもらいました。

母は表紙の写真を見て自分であることは分かるのですが、「こんなに歳をとっているかしら」と言っていました。

もっと若いときの写真を載せてもらいたいと思ったのでしょうね。

mixiのマイミクになっている孫から母の誕生日にメッセージがありました。

プリントして渡しましたが、あまり理解はできていなかったようです。

「おばあちゃん」という書き込みを見て、自分の母親のことだと思ったようです。

なお、この孫は母のただ一人の女の子になります。息子３人を産んだ後、孫が５人連続して生まれましたが、すべて男でしたから。女の子の孫が生まれたときは、非常に喜んでいました。

３兄弟の夫婦が揃って父の墓参りに行きました。
その後に一足早い誕生会を。
入れ歯のない母でしたが、よく食べていたので弟夫婦も安心したと思います。

印刷の都合で、母の本を渡せなかったのが残念でした。