痴呆の母に教わったこと（イデア教養文庫０４　公式サポートホームページ）

以前にもあったような気がします。この場合は歩き続けるのではなく、知っている店に入るのでしょう。

今日は、私が見つけたら店の人の「来ました」とお礼を言っていました。

髪や服はびしょぬれですが、風邪をひかないか心配です。もっとも、着替えたらまた出ようとしていましたから元気なんでしょう。

珍しく、「寝たくない」と言って起きています。その前は「目が見えないから死んだほうがよい」とも言っていました。一度寝ていたのですが、起きてきてから目がおかしいようです。

木曜日に私の眼科に連れて行ったときは、「私は目の病気をしたことはない」と自慢していたのですが。

今日は、私が病院に行くのに母を連れていったら、「誰か寝ているの」と言われました。

私が「病院に行くよ」と言ったので、入院していた父を見舞いにいく感覚だったのでしょうか。

視力の検査と診察と、２回母を置いて診察室に入ったのですが、今日は珍しく静かに椅子に座って待っていてくれました。隣の人に迷惑をかけていたかもしれませんが。

朝からよく寝てくれていたので、私も一緒に横になっていました。これだけ落ち着いていると助かります。

夜中は何度も起きてきて「どうしたらいいの」と悩んでいましたが、朝になったら落ち着いて寝てくれたのです。