大きくする 標準 小さくする

介護者の状況

警察官「注意してください」: [介護]

投稿日時:2010/02/03(水) 13:49

今日の警察官の方は、母も私も初めてだったようで、名前、年齢、電話番号などを聞かれました。
最後に「注意してください」と言って帰られたのですが、その言葉を聞くのは久しぶりです。

前回の警察官の方は「おばあちゃんまたね」でした。私は1時間くらい自分で探して見つからないときには110番するのですが、遠くの警察署まで引き取りに行ったときは、「事故があると大変だから、すぐに110番してもよいですよ」と言われました。

母のような徘徊者が多いので、警察の方でも認知症について勉強していて、対応策がされているのかと思っていました。

今日の方は、「忙しいのに交番に電話で呼び出されて迷惑だ」というつもりで話したのではないでしょうが、こちらも毎日徘徊されないように注意しているのですけれど、今日のように出られることがよくあるのです。

簡単な鍵はしてありますが、母は解除してしまいます。もっと2重、3重に鍵をかけることもできますが、火事などの場合は我々も外に出られなくなります。また、母がその鍵を解除しようとしてうまくいかないとイライラして1日中混乱し大変なのです。
ドアを開けると大きな音が出る機器も知人からもらいましたが、早朝に近所の人まで迷惑をかけそうなので、取り付けてはいません。

なお、近所の方が母を見つけると家に連れてきてもらえますが、その際に「気をつけてください」と言う人は誰もいません。ほとんどが「大変ですね」と私に声をかけてくれます。また、「頑張ってください」という人もいないです。むしろ、「そんなに頑張らなくてもよいですよ、何かあったら私たちが助けてあげますから」と思われているような気がします。本当に、近所の方にはだいぶ助けられています。

「注意してください」と言う言葉を聞いて、私はどっと疲れがでてしまい、母が横になったのを確認したら、お昼くらいまで寝てしまいました。

介護をしている側にもいろいろ事情がありますから、警察官の方も「注意してください」。


コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

トラックバック一覧

<< 2024年5月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31